「ココモ法」とは、負けるほどに勝ったときの利益が大きくなるという、オンラインカジノの攻略法の一つです。
ここでは、ココモ法のメリット・デメリットや注意点を紹介します。
ココモ法のメリットとデメリット
・メリット
ココモ法の最大のメリットは、これまで負け続けていても1回の勝ちでそれまでの損失額を取り戻せることです。
「1回の勝ちで利益を出せる」という点ではマーチンゲール法と似ています。
マーチンゲル法は、勝つまではベット額を倍にしていくことが特徴ですが、ココモ法はマーチンゲール法とはベット額が違い、ココモ法の方が損失の積み上げが穏やかです。
損失が大きいと、勝つ自身がない人にとっては精神的な負担になります。
精神的負担が大きければ、焦ってミスをしてしまう恐れがあります。
ココモ法は勝つまでに積み上げる損失額がマーチンゲール法に比べて穏やかなため、精神的な負担が多少軽減するというメリットを得られます。
そして、負けが続くほど勝ったときの利益が大きいこともメリットです。
1回の勝ちでこれまでの損失を取り戻せるということは、損失額が大きいほど利益が大きいといい換えことができます。
単純なたとえですが、1000円の損失よりも10000円の損失の方が回収できる額が大きいことからも、このことがわかります。
・デメリット
ココモ法は3倍配当以上のゲームでしか使えません。
2倍配当のゲームで使用をすると、2,3回目はプラスマイナスゼロにはなっても、その後は損失が大きくなります。
2倍配当のゲームには、ルーレット(「赤or黒」「奇数or偶数」など)、バカラ、ブラックジャックなどがあり、これらのゲームはココモ法には不向きです。
また、勝たなければ損失分を回収できないデメリットもあります。
3倍配当のゲームの勝率は、33.333…%となります。
必ず最後に勝てるとは限りません。
ココモ法は、前回と前々回のベット額を足したものをベットしていく方法です。
1回目に1ドルをベットした場合、連敗が続いて10回目のベット額は55ドル、11回目には89ドルのベット額となり、ここで負けるとトータルの損失額は232ドル(1ドル110円で計算すると25520円)になります。
勝たないと最後には大きな損をします。
ココモ法の賭け方
ココモ法は、前回と前々回でベットした額を賭けていきます。
1回目 1ドルベット
2回目 1ドルベット
3回目 1+1=2ドルベット
4回目 1+2=3ドルベット
5回目 2+3=5ドルベット
このような賭け方をしていきます。
ココモ法の注意点
・3倍配当のゲームに使う
ココモ法が使えるのは、3倍配当のゲームです。
3倍配当のゲームには、ルーレットの「Column(カラム)」と「Dozen(ダズン)」があります。
・連敗するのは当たり前
3倍配当のゲームで勝てる確率は、33.333….%、約3分の1の確率です。
バカラやブラックジャックなど2倍配当のゲームの場合は勝率が2分の1、それに比べると3倍配当のゲームは勝てる確率が低くくなります。
負け続けると焦りが出てしまい、ミスにつながります。
連敗するのが当たり前と心得ておきましょう。
・損失が積み上がる
マーチンゲール法に比べれば損失の積み上がりは穏やかですが、ココモ法は負ける回数が多くなるほど損失額が大きくなります。
1回目に1ドルベットした場合、損失の合計は3回目では4ドル、4回目では7ドルと比較的穏やかです。
しかし、8回目には54ドル、9回目には88ドル、10回目には143ドルと急激に損失額が大きくなっていきます。
「まだ大丈夫」と思っていても急激に損失額が大きくなるので、油断しないように注意が必要です。
・賭け金上限
オンラインカジノの多くのゲームには、賭け金の上限が設定されています。
いくら資金を潤沢に用意しても、いつまでも長々ゲームにかけ続けることはできないのです。
たとえば、ジパングカジノのルーレットの3倍配当の場合、賭け金上限額は250ドルまでで、ココモ法が使えるのは13回までです。
掛け金が上限に達した場合は、損失額を取り戻せません。
賭け金上限が高く設定されているほど損失を積み上げていくことができますが、最後に勝てなかったときの損失が大きくなったり、軍資金が足りなくなったりしてしまうことがあるので、どこまでで打ち切るのか決めておくとよいでしょう。
・1回目のベット額
1回目のベット額が大きければ、回数を重ねたときのベット額が膨大になっていきます。
つまり、負けが続くほど軍資金が豊富に必要になり、損失は大きくなるのです。
そのため、最小ベット額が低く設定できるゲームがおすすめです。
まとめ
ココモ法は、ハイリスク・ハイリターンな方法です。
負けるほどに勝ったときの利益が大きくなることが期待できますが、負け続けたときの損質が大きくなります。
手持ちの資金と相談しながらゲームを楽しむとよいでしょう。